offtonmofuの自主学習ノート

さいたま住み兼業主婦の自学ノートです

自我と自己 ユング心理学

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昨日からユング心理学について学んだことをまとめています。

私自身、知ったばかりで、かなり理解が浅いので、素人なりの解釈です。

 

意識と無意識

人間には、「意識」があり、意識の奥には、「無意識」があります。

良く氷山の例えで、意識、として見えているのは氷山の一角にすぎず、その水面下には見えていない巨大な無意識 が広がっている、と例えられます。

 

無意識の中には、個人個人で持っている「個人的無意識」と、人々が共通で持つ「普遍的無意識」があります。

 

自我と自己

自我egoとは、意識の中心にあって「わたし」という感覚。行動の主体が自分であるという感覚。他人と区別できる自分の事です。

 

一方、意識と無意識を含めた心全体の中心にあるのが「自己」selfです。

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無意識の中にはコンプレックスと呼ばれる、感情を核にしたイメージや記憶の集まりがいて、普段は無意識下にいますが、力を溜めて自我を超えて暴走することもあります。

 

ユング心理学の目指すところは、まずは自我のコントロールを覚え、周りと上手くやれるようにし、その後自己と向き合い「これが自分だ」という自分を作ることを目指しています。これを「個性化」といいます。

 

 

自我については、以前からその名は知っていても、なかなか自分の中で理解ができずにいました。自我ってなんだろう?と。

 

日本人は西洋人と比較して、自我が弱い、とも言われています。一神教で発展した西洋では、徹底的に自我を鍛え上げ、自分のあり方を表現できるよう育っていく。一方日本では他者との繋がりあっての自分、という捉え方がある。

良し悪しどちらもあるけど、優劣つけられる訳ではないものです。

 

 

まとめ

意識の中心にあるのが自我

無意識を含めた心全体の中心にあるのが自己