今日もおひなさまの話です。
「おひなさま」語源、「ひな」には、「可愛いもの」「小さいもの」という意味があるそうです。
題名に書いたように、
おひなさま=ちいかわ
というわけです。
確かに、
「ひな」
の響きはほのぼのと可愛いらしく、春の日差しの暖かさを感じさせ、女の子の名前に人気なのも納得です。
平安時代、紙の人形を使って遊んでいたひいな遊び。
やはり、ちいさくて可愛いものは、今も昔も女の子の大好きなものなのですね。
お雛様の、小さい可愛らしい手やお道具類を見ていると、ほのぼの幸せを感じます。
今はアニメの「ちいかわ」、子供達にも大人の女性にもとても人気がありますよね。
ほんわりした絵柄、キャラクターの純粋なかわいさ、そこにいささかハードさを感じさせる世界感のマッチングが良いです!
私の推しは
くりまんじゅう。
中身おっさんです!
埼玉県はお雛様の県
あまり知られていませんが、埼玉県は雛人形の出荷額、50年以上連続、圧倒的な日本一なのです。
埼玉は、雛人形の出荷額が日本一の県です。
(2019年の全国での出荷額約89億円のうち埼玉は約44億円。経済産業省「2020年工業統計表」)二位に大きく差をつけ、ざっくり日本の雛人形の半分は埼玉産、というわけです。
埼玉で雛人形作りが始まったの江戸時代。埼玉は日光街道や中山道の宿場町として栄えました。
日光東照宮の彫刻職人のうち何人かが、その技術を使って作り始めたとの事。
豊富な水源と桐などの材料に恵まれていたこともあります。
有名な産地としては、
岩槻
越谷
所沢
中でも岩槻(さいたま市岩槻区)は日本一の生産地として有名です。
娘が生まれた年、岩槻に雛人形を買いに行きました。雛人形店が本当にたくさんあり、ベビーカーを押しながら何件もハシゴして、気に入るものを探して回ったのは良い思い出です。
おまけで、娘の名前を題名や本の途中に入れた、ひな祭りの絵本を作ってくれました。
季節になると、毎年開いて読んでいます。
この先、何歳になるまで飾るのかな、と思います。毎年、少し面倒だな、と思いつつ、やっぱり出すと嬉しい雛祭り。
大切にしたいです。