土偶お絵描き
ここ数年、私の中で縄文ブームがきています。
土偶、見れば見るほどかわいらしく、多様なタイプがあって、個性的で、なんとも魅力的です。
レプリカなんかも結構販売されていて、興味があります。
前から暇ができたらやってみたかった、土偶お絵描きをしてみました。
指で描いてるので線がよれよれですが。
見て書くのでもいけそうでしたが、今回写真をトレースして描いてみました。
お絵描きアプリでのお絵描き自体初心者で、色もペンも選べて楽しいですし、何より土偶の元写真を写し取っていくと、そのフォルムの美しさや、模様の細やかさが伝わってきました。
縄文時代の人たちが、心をこめて、じっくり、懸命に作った気持ちが伝わってきたように感じました。
よくある「おとなの塗り絵」シリーズで「心を整える 大人の土偶お絵描き」なんてのがあっても楽しいかも!と思いました!
土偶の新説!
通説として、妊娠した女性をかたどったもの、多産、豊穣を願って精霊をかたどったものと言われてきました。一部が欠損した状態で見つかることがほとんどなので、ケガや病気の治療を願って埋められた、という説があります。
中には古代に訪問していた宇宙人だ!という説も楽しくて好きです!
最近新説が出ました。それは「縄文人が食べていた植物や貝をかたどったもの」という説。竹倉史人著「土偶を読む」で発表され、話題となっています。
「ハート形土偶」は「オニグルミ」を割ったかたちにそっくりだ、というところから気が付いたそうです。
ほかにもシバグリやトチノミやハマグリなど、主に女性が採集する食べ物の形が土偶のモチーフになっているそう。
宇宙人説の根強い、遮光器型土偶は………さといも!だそう。
これまでは縄文時代というと、どうしても男性の行う「狩猟」に注目されていたのが、近年になって女性の担った植物を採集するほうでの新しい発見がつづいているそう。
山で採集するだけでなく、クリやクルミを「栽培」していたこともわかりましたし、弥生時代に大陸から伝わったと習ってきた、稲の栽培も始まっていたことがわかりました。
縄文時代の新発見、次にどんなことが出てくるか、とても楽しみです。
どんなかわいい、おもしろい土偶が出てくるのかも、とても楽しみです。