10月も終盤。ハロウィンが終われば、街はクリスマスムードそして年末ムードになりますね。
我が家では昨日から来年の年賀状を検討しはじめました。
来年2024年はどんな年になるでしょうか。
2024年は甲辰の年。
来年の干支は辰。十二支の5番目である「辰」は、龍を意味し、十 二支で唯一、実在しない動物です。
水の神様、また雷や竜巻など荒々しい自然現象と同一視され、 龍が現れるのは吉兆だとされていました。
また、 干支の考えが生まれた古代中国では龍は権力の象徴とされていまし た。
また、辰は「振」の漢字があてられ、陽の気が動き万物が振動し、 草木が伸びて、活力あるようすを示します。
辰年は政治の大きな変化が起こる年、といわれるそう。
日露戦争(1904年)は前々回の甲辰の年でした。
また1964年の東京オリンピック、 東海道新幹線開通など国の大きな出来事も多くあるようです。
甲きのえの年
干支は十二支に加え、十干から成り立っています。
十干とは
陽五行説に基づき、
甲(きのえ) 乙(きのと)
丙(ひのえ) 丁(ひのと)
戌(つちのえ)己(つちのと)
庚(かのえ) 辛(かのと)
壬(みずのえ) 癸(みずのと)
の十個に分かれます。
「鬼滅の刃」でも、鬼滅隊の階級が十干で表現されていました。
それぞれ、きのえ・きのとは木 ひのえ・ひのとは火 つちのえ・つちのとは土 かのえ・かのとは金 みずのえみずのとは水
の五元素に分け、「え」は兄で「陽」の気 「と」は弟で「陰」の気を持っています。
甲とは
甲は十干の一番目にきます。「甲乙つけがたい」や「甲乙丙」 という言葉もありますが、「一番」の意味や物事の「始まり」 を示します。
木の性質、陽の性質を持っており、 木の中でも根を張った大木のイメージでとらえられ、 植物がのびのびと成長し勢いを増すようす、 リーダーシップのあるようすです。
甲辰(きのえたつ)は上昇し、「 勢いをましてぐんぐん成長していく年」、「成功の芽が伸び、 姿を整えていく年」となりそうです。
風の時代の始まり
また西洋占星術でも言われているのが、2020年12月から「 風の時代」に切り替わったということ。
今までの「土の時代」は目に見える「物質」や「地位・名誉・ 安定」を重視した時代でしたが、
これからの「風の時代」は「目に見えないもの」「情報・自由・ 多様性」などが大切にされる時代だそう。
たしかに、2020年から大きく世界の流れは変わりました。
コロナ禍の中、 がまんしてずっと家にこもっていた冬の時があったからこそ、 外に出られる春がうれしく感じます。
2024年、 新しい目に見えない価値観が大きく成長する、変化の年になりそう ですね。ワクワクします!