もう今年も残すところ1ヶ月を切りました!
来年の事を考える時期ですね。
私の周りは年賀状終いをする人が多く、私も辞めようと思いますが、年賀状に欠かせない「干支」に思いを馳せる習慣は大切に残していきたいな、と思っています。
2025年、令和7年は巳年ですね。
我が娘も巳年生まれ。そして愛子さまも同じく巳年生まれです。
巳年生まれの人は努力家、粘り強い、知的、カリスマ性がある、探究心が高い、自尊心が高い、といった特性があるそうです。
へびは再生と変化、生命力を表し、日本では縄文時代から神聖視されてきましたし、世界各国でも蛇信仰が共通してあります。
そして干支のもう一つの要素、十干は「乙(きのと)。十巻の2番目にあたり、木の弟の意味。しなやかに伸びる草のイメージです。
柔軟さ、適応力、創造性と関連付けられ、「困難があっても紆余曲折しながら進む」強さがあります。
乙巳の年は「努力を重ね、物事を安定させていく年」といえます。
乙巳という字面を見て、「乙巳の変いっしのへん)」を思い出す人も多いと思います。645年、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺した、大化の改新として習ったやつです。
60年ごと、同じ干支、乙巳は巡ってきますが、前回の1965年は東京オリンピック翌年で、高度経済成長で大いに発展した時代でした。
今年、大きく新しい時代が変わっているのを感じますが、来年はその変化に柔軟に適応して、頑張って安定させていきたいですね!
へびとお正月は中々深い関係があります!
鏡餅は、白蛇がトグロを巻く姿だ、という説があります。「鏡」というのも蛇の古語、「カカ、カガ」の目→カガミという事です。
神社やのしめ縄や正月飾りの、縄をなった形状は、蛇の交尾の姿から来ている、という説もあります。
ヘビと神道の繋がりは本当に深く、調べていると時間があっという間に過ぎていきます。
昔話や伝説にもたくさん出てきます。
人間の、蛇に対する畏敬の念、畏れ、大切に思う気持ちが表れています。
神聖さを持つ、ヘビの力を借りて、良い年にしたいですね!