先日公開された、映画「ゴールデンカムイ」を見て来ました!!
感想は!!!
良かった〜!!
正直見るまであまり期待してなかったのです。
漫画の実写化って大体予告が最高潮で、内容はああ、、、って事が多いですし。
ですがそれが良い意味で見事に裏切られました!
良かったポイント
1北海道の自然
漫画アニメで背景として描かれていた、北海道の大自然。
本物の映像で見られて、息を呑むような美しさでした。どこまでも続く雪原。ダイヤモンドダスト。雪の中を流れる川。
なんだか、これだけで十分見た価値があったかな、というかんじでした。
原作はかなり長いスパンの話ですが、今回の映画は冬シーンのみ。人まで北海道らしい、雪景色で精一杯「生きて」いるすがたが良かったです。
2アクションシーン
話は、旅をしつつ、ハードな戦闘シーンも多い漫画。日露戦争を戦った、屈強な男たちの戦いが魅力なのですが、映画でのアクションシーンの迫力が予想以上で良かったです!
一番すごかったのはクライマックス、馬にそりを引かせながら、その上での格闘シーン。
(原作とは変えていました)
スピード感緊迫感がはらはらして良かった!
主人公の杉本が引きずられるシーンは、山崎賢人自身が演じたそう。
二⚪︎三高地の戦争のシーンも、戦争映画さながら。怖くて震えるほどの迫力がありました。
残酷で凄惨なシーンですが、グロ表現は少し抑えめになっていて、そこも良かったかな、と思いました。
3ストーリー
原作がっつりファンなので、もちろん内容は知っていて見ました。
話のどの辺りまでを取り上げるのかな?というのが気になっていました。
小樽で大七師団に囚われて、逃げるところまでで、終わり方としても、今後まだまだ金塊争奪戦は続く!という、続編を作る気満々の感じで終わっていました。
ただ初めて見る人でも、主人公の心情や背景が、わかりやすくてすっきりしていて良かったです。人間としての杉本の魅力が伝わる内容になっていました!
4キャラクター
キャラがどんな風に演じられているかが一番興味があった所です。
好きなキャラ、とは別で今回良い!と思ったのは
白石由竹
網走監獄で刺青を入れられた囚人の一人で、何度もいろいろな監獄から脱獄をした、脱獄王。
原作でも随一コミカルな役。
その原作のコミカルさ、身軽なアクションが良かった!
雪山で杉本から滑り落ちながら逃げるシーンはスピード感があって楽しかったですし、鉄格子の間を関節を外して油を塗った体でぬるりと通り抜ける所も妙にリアルで面白かったですし、
色んな動物に頭を齧られるのが原作の定番なのですが、オオカミのレタラに噛まれているシーンが笑えました。
戊辰戦争で亡くなった新撰組の土方歳三が、実は生きていて網走監獄に収監されていた、という設定!
館ひろしの土方、滅茶苦茶かっこ良かったです。顔はどちらかというと原作は細面なのでむしろ柴田恭平さんじゃないか?という感じでしたが、強者感、大人!の色気がすごい!
日本刀➕ライフルを持って馬に跨って、銀行強盗をする、結構無理めな役ですがハマってました!
二階堂兄弟
双子の軍人、二階堂洋平と浩平。
眉毛がなくて目がぎょろっとしていて、同じ顔が二つ、という不気味さや凶暴さ、強さが原作以上かな、と感じました!
原作では生き残った浩平は後に大怪我をして、かなり頭がおかしくなって、犬みたいな可愛いキャラ?になりましたがそれ以前の、軍人ぽさが強めな感じで出てました。
もちろん主役の杉本佐一も良かった。
山崎賢人は役作りで10キロ増量させたそう!
なかなかのムキムキでした。アクションも迫力がありましたし、杉本の一番の魅力の、優しさも出てました!
5アイヌ文化
このゴールデンカムイが評価されているのは、やはりアイヌ文化をしっかり伝えているというところだと思います。
映画で、狩の様子や、アイヌコタンと言われる村の生活の様子、そして美味しそうな食事の数々が、映像で見られたのが良かったです。
ヒロインアシリパのお婆さんが、本当にアイヌの方はこんな感じだったように感じました。愛情深く、優しく、神や自然に祈りを捧げながら生きる、美しい姿で心が温まるようでした。
まとめ
と、いう事で期待以上に良い映画だったゴールデンカムイ。
原作ファンの方も、そうでない方も、おすすめしたい映画でした!
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