映画「ナイル殺人事件」(2022年公開)をAmazonプライムで見ました!
『ナイル殺人事件』(ナイルさつじんじけん、原題:Death on the Nile)は、2022年に公開されたアメリカ合衆国とイギリスの合作によるミステリ・スリラー映画。原作はアガサ・クリスティの1937年の小説『ナイルに死す』で、1978年の映画と2004年のテレビシリーズ『名探偵ポワロ』のエピソードに続く3度目の映像化である。監督はケネス・ブラナー、脚本はマイケル・グリーン。ブラナーが主演も務め、そのほかにガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー、トム・ベイトマン、レティーシャ・ライト、アネット・ベニングらが出演する。ナイルの川下りツアー中に、新婚旅行中の夫妻の妻が何者かに殺害され、ポワロがその謎を解く。
2017年の、「オリエント急行殺人事件」の続編です。
そして2023年には続編の「ベネツィアの亡霊」が公開されました!
ナイル殺人事件の感想
とにかく映像がすてきでした!
1930年代のエジプト観光を楽しんでいる気分を味わえました!
しかも現実では無理なキラッキラなセレブの世界。ゴージャスなホテルやクルージング!
登場するのも何ともまあ美しい人々。
ですが、キラッキラで幸せなセレブに見える人たちの裏にはドロドロした人間模様が隠されてます。
親友から略奪した、夫との新婚旅行で殺されてしまう富豪の娘。
(金持ちになると友達はできない)と言い、船の同乗者の中には心から信頼できる人はおらず、孤独です。唯一愛する夫は、、、、。
ミステリーのドキドキ感、名推理も楽しみましたが、やはり一番は、世界観を楽しめた、という所でした。映画館で見たらもっと迫力があっただろうな、と思いました。
原作は詳しくありませんが、ポアロの過去、髭の秘密が解き明かされ、古くからのファンは思うところがあったでしょう。
そのままのテンションで、オリエント急行も見ました!去年見たので二回目。
ナイルと真逆の、寒そうな雪景色がなんとも美しく、その中を疾走する豪華な汽車!
なんて素敵な密室殺人事件でしょう。
話の内容はこちらの方が断然面白いかったです。犯人が、まさかそうだとは全く予想できませんでしたし。それぞれの人の心情も伝わってきました。圧巻はやはり、トンネル内に乗客たちが横並びに座って、ポアロが謎解きするところ。最後の晩餐をオマージュしてるのが良く分かりました。
次作のベネツィアの亡霊は、ミステリーと思って気軽にみたら、結構なホラーでかなり怖いらしいですね。こちらも見てみたい!
そして原作、アガサクリスティの作品は「そして誰もいなくなった」しか読んだことありませんが、今度借りて読んでみようかな、
ドラマ版や昔の映画版も見てみようかな、と思います。
ミステリー系はあまりはまった事がないままこの歳になりましたが、今回ではまるか、もっと先か?
自分の好みの謎は深まります。