ペンキ画を習得するため、アフリカタンザニアのブンジュ村で暮らしたショーゲンさんが、その村で習った幸せな生き方を伝えています。
しかも、それは昔の日本人の生き方だった?
という内容。
発売してまだ日は浅いですが、Amazon、楽天でかなり売れているようです。
私はYouTubeで先にSHOGENさんを知りました。
共同著者のヒスイコタロウさんの動画もチャンネル登録してます。
内容は動画で話している事をなぞっていますが、文字で読むと腹落ちする所も多くありました。
情報を得るための本ではなくて、心の有り様を変え、自分の心を見つめるための本です。
日を変えて読み直したいですし、子供にもぜひ伝えたい内容なので、話して聞かせたり、一緒に読んだりしたいな、と思っています。
「人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すんだよ」村長さんから教えられた、一番優しい表情をした夕日。 人が抱きしめられた時の心の色、サーモンピンク。
人に話をする時、体温をのせて、心をのせて話ていたか?と思い返すと、、、。機械みたいに冷たいマニュアルみたいな話をしているな、と思います。なぜ?疲れるから。話したくないから。
どうすれば暖かい、心ある話し方ができる?
その答えはここに。
ブンジュ村の挨拶
「今日、誰のために生きる?
私は自分の人生を生きるね。」
「自分を一番大切にしないといけない。
人の心の中には、喜びのグラスというのがある。自分の喜びをまず満たして、そこからあふれた時、 そのあふれた愛情で、人のためにしてあげたらいい。
また、自分の心を満たさない限り、 本当の意味で誰かの力にならない事をみな知っている。満たされない人が、人のために何かをしようとした時、 必ずトラブルが起こる事を知っている。」
日本で、あるお母さんが、いつものように子供と主人のためでなく、 自分が食べたいものをごきげんで料理したらいつもより美味しい! と好評だったそう。
自己犠牲の精神は、美しい精神として本や映画で繰り返し見せられてきました。
特に母親ってものは、自分を犠牲にしてなんぼ、みたいなところがまだまだある様に思います。
最近は、子育てだけでなく、そこに仕事もして、家事もして。時短、時短で一日中パワフルに動き回るお母さん像みたいなものが、理想像として持ち上げられているのを見かけます。
私も子供が小さい頃、そうでした。
その結果、心の余裕?あるわけはありません。
時間もありません。
すり減ってました。
(体は肥えましたが。)
今、小さい子を育てている人には、そうなってほしくない。そう願っています。
子供の心を育てるのは、やはりお母さんだから。
お母さんが忙しい=心が無い、のでは、子供の心が育たない。
子供を育てるのはそれだけで愛情が溢れてくるし、心満たされるもの。でもそれ以上に母親自身をすり減らしてはいけません。
可愛い子供の、たった一人のお母さんである自分を、誰よりも大切にしてほしい。
自分にも、人にも伝えたいです。
「自分が、自分のいちばんのファンでありなさい。
愛が注がれたものからしか、愛は与えられないんだよ」
「自己肯定感を上げる」というのは最近良く耳にする言葉です。
私自身を含め、そのままの自分を好きでいれている人が少ないのかもしれません。
良い子でいなければ、良い母、良い妻でいなければ、仕事で成果を出していなければ、と他人からの評価軸で考えてしまい、自信をなくしてしまいがち。
自分が自分のファンであることは、
180度軸を変える事です。
そのままの自分、
本で言えば、朝、顔を洗うその手の形を愛する事や、息をする、その吸う息、吐く息までも愛する事。
ちょっと前に流行った曲、「可愛くてごめん」がまさにそうですね!
「私が私のことを愛して何が悪いの?」
です!
筋トレのように、毎日の習慣で鍛えられて行く類の事かな、と思います。
毎日、自分をほめてあげる!
毎日、小さい幸せを見つける!
そして毎日、空を見上げる余裕を持つ!
繰り返して、幸せな毎日を過ごせると良いなと思います。