offtonmofuの自主学習ノート

さいたま住み兼業主婦の自学ノートです

モーセは古代エジプトの王だった?

お気に入り動画のToland Vlogで、エジプトの話をしていました。それがちょうど最近見た、「考え方の学校Yoshi SunTV」と同じ、

 

モーセはエジプトの王様だった!?

 

説の話をしていたので、その紹介です。
この説の元を提唱したのが、フロイトだそうです。

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モーセ旧約聖書に出てくる、ヒーロー。 エジプトで40年も奴隷として苦しんでいたユダヤ人を引き連れて 、エジプトから脱出! 途中エジプト軍に追い詰められた時には海の水を真っ二つに割って 、そこを逃げました。 シナイ山で神様から十戒の書かれた石板をもらって、 それで民に道徳とヤハウェのみを神とする一神教を伝えた人です。


モーセは考古学的には実在は実証されておらず、 それはその後のユダヤ人国家イスラエルの王、 ダビデやソロモンも同じ。旧約聖書の中にのみ登場する人物です。

 


一方のアメンホテプ4世は実在した古代エジプト代18王朝の王様 。
その頃のエジプトは多くの神様を祀る多神教でした。 その頃アメン神という最高神が信仰を集めていて、 祭祀をする神官たちの権力が強くなりすぎた。
そこでアメンホテプ4世は改革を行います。
それまでの人の体に動物の顔がついた多神教を禁止して、 新しく太陽の神「アテン神」のみを信じる一神教に変えました。 BC1367ころです。
名前も改名し、アテン神の名のつく、「アクエンアテン」に。
偶像崇拝も禁じ、それまでの神殿や像も壊していきました。
その強烈なやり方は反感を呼び、一度エジプトから逃げ、 王位を子供のツタンカーメンに譲ります。
しかしツタンカーメンは幼くして亡くなったため、エジプトに戻り次の王朝の王となる、ラムセス一世と戦いに。 カナンの地へ引いての戦いを目指すも、 途中で倒されてしまいます。


その後はアメンホテプ4世の歴史は消し去られ、 発掘されるまで闇に葬られていたと言うこと。


一方カナンでは、アクエンアテンの後を継ぐ、 おそらく女性のスメンクーラが一神教を広げていったとのこと。


この、モーセとアメンホテプ4世の話には出生や、信仰、 晩年など多くの共通点があり、 モーセはこの王をモデルに生み出された人物なのでは? という説でした!

 

 


そしてそもそもユダヤ人の祖となった、アムル人が、 エラム人やシュメール人とともに日本に渡ったのではないか、 と考察してました。
牛頭天皇蘇民将来伝説や、祇園祭の神輿なと、古代ユダヤ、 と言うよりは古代エジプトの信仰が伝わっているのはそのためだと 。


 
日本にも通じてくる、面白い説でした!
古代の世界は思ったよりも一つにつながっている感じがして、 知れば知るほど楽しいです!