「今からでも遅くない自分の芯を作る学び」齋藤孝 を読みました。
自分の芯をつくる学び 今からでも遅くない! [ 齋藤 孝 ]
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「学び」に関して大いに共感するところ、活かせそうな事がありました!
学びには三つのスタンスがあります。
1️⃣趣味のために学ぶ
ただ、読書がすきだから、
資格を集めるのが好きだから
というような理由です。
2️⃣学歴や仕事に直結するから学ぶ
転職のための英語の習得など
楽しくはなくても実利のためにする学び。
3️⃣人として成長するための学び
弱いメンタルを強くしたい
生きる意味について探求したいなど
悩みの解決になる糸口を見つけたり、人間として一回り大きく成長したと感じられるための学び。
この本では3️⃣を扱っています。
私のブログテーマは【自学ノート】、大人になっても学んだ事、興味があって新しく知ったことを残したいという欲求でこのブログを始めました。
最近は日記的内容に寄っていますがこの本と、ブログテーマがあっていると思い読みました。
1章では「学び」は自分の芯を作る最高の手段であるとして、
学びの大切さと意義、コツを伝えています。
「やらされ感のない学びは最高の快楽である」
何の為になるのか分からない、何の役にも立たないかもしれない、それでも面白いからやる!
その気持ち、分かります。興味を持ったものを深く知るのは楽しいです。アニメが元でも、なんでも良いのかな、と思います。興味が出て、wikiで調べたらしていると時間があっという間にたって行きますし、充実した気持ちになります。
「誰もが心の中に、着火すれば勢いよく燃え上がるエネルギーを抱えて」いて、教養の学びがそれの元になるということです。
書の最後も鬼滅の刃のセリフ「心を燃やせ」で締めていました。
また2章では
「自分の芯をつくるためのインプット」として実践できる学びのこつをあげています。
その中で「レビューを通して人とつながる」というのがありました。
書評や映画レビューでも良いですが、意外なことにYouTubeのコメントをとても好意的に勧めていました。
コメントを見ていると、好意的な意見、応援メッセージが多く、良いと思った作品への意見の共有が出来る、仲間が出来る。
また読んでいるとより詳しく知識を教えてくれるコメントもあってさらに詳しくなれる、とありました。
私自身YouTubeのコメントを見るのを習慣的にしていて、とても楽しい。本編そっちのけでコメントを読み進めるなんて事もよくあるので、それも学びの一つになっている、というのは嬉しい発見です。
3章ではアウトプットの大切さを書いています。
今の人達はどうしても入って来る情報が多く、インプット過多になってしまう。
理想は1割インプットして9割アウトプット。
「学び」と「発信」をセットとすることで深い学びになると言います。
ブログを書いているとまさにこれだ、と感じます。インプットは簡単だけれど、それを表現しようとすると新たに調べ直したり、上手く表現方法が見つからなかったり。今書きながらもそう感じています。そしてこれが学びになっている感覚もあります。
また娘も夏休みの課題で取り組んでいる読書感想文のコツにも触れていました。
心に残った文章を前半、中盤、後半から3つ、そのまま引用する。そしてその文章に対する自分の素直な感想、「すごいなーとおもいました」とか、「涙が出ました」などを書き添えればそれだけで立派な感想文になるとのこと。
ブログにももちろん適用です!
全般を通して、学びに対して前向きな気持ちになれたのが大きな収穫でした!中に色々な著作や映画の紹介もあり、読んでみたい、見てみたいという気持ちにもなりました。
これからも、役に立つかわからないけれど、心を燃やす燃料として、学びを楽しみたいと思いました!