三連休、正月に帰れなかった分、実家新潟に帰省してきました。
休み中あちこち車で出掛けてきましたが、その中で訪れた村上市を紹介します。
村上市は江戸時代には村上城を中心に栄えました。今も町屋の雰囲気の残る、素敵な街並みが保存されています。
村上の名産は、鮭。
街を流れる三面川を俎上する鮭を、なんと、古くは平安時代から食べていたという文献が残っているそう。
民家の軒下にも、大きな鮭が丸ごと一匹、干されているのを見かけることができます。
「千年鮭 きっかわ」
1626年創業の老舗。
趣ある店内に入ると、おいしそうな鮭の加工品がたくさん並んでいました。
更に奥の部屋に進むと、
天井一面に干された鮭!!!
すごい迫力です!
奥の方にはまだ干して日が浅いらしい、生っぽい鮭、手前側にはからっからになった鮭ミイラ達。
一面に鮭の美味しそうな匂いがします。
(苦手な人には生臭いかも)
そして、レアな鮭の白子も干していました。
期間限定だそう。
夏も冬も、開け放して冷暖房などは使わないそうです。一年かけて作りますが、その間十回ほど洗って干し直すそう。
手間暇掛けて作っているのですね!
軒下にも干してありました。
見学の後、囲炉裏で温められた甘酒を飲みました。初めて飲む娘もとっても気に入った様でごくごく飲んでました。
寒い日でしたが、ほっこりと暖まりました!
実家に住んでいる頃、村上の塩引き鮭は、たまに頂き物で食べたりしてきました。塩気と甘味がしっかりあって美味しいです。あとはよく昆布巻きになったのをお正月に頂きました。
小学校でも、三面川に遡上する鮭の生態を習いました。
ですが今回は初めて実際に見学させてもらい、こんな風に作られているのかと感心しました!
お土産ではこんな物を買いました。
酒びたしは本当は日本酒に浸して食べると最高!ですが、我が家は乾きのままでいきます。これでも美味い!
あとは撮り忘れましたが鮭の生ハムも濃厚で旨味たっぷりで美味しかったです。
きっかわを出た後お団子屋さんに。
でっかい団子🍡でした!
お茶を飲みながら、やはり歴史ある店内でほっこり休みながら頂きました。
昼前でしたが、これでお腹一杯に。
後はお土産、民芸屋さんを覗いたりしました。
3月からはそれぞれの家で持っている、お雛様を、家の中に入らせてくれて見られたり、別の時期には屏風を見せてもらえたりするそうです。
新潟に行ったら訪れてみてはいかがでしょうか?