ロシアで夏を過ごした白鳥が、越冬しに来る湖で、ラムサール条約に登録されています。
大体10月上旬~3月下旬頃に白鳥が来ます。
11月下旬が一番多く、5000匹ほどの白鳥が集まるとの事。
売店で専用の餌を売ってます。お米のポン菓子みたいな物、100円。(昔はパンの耳とかあげてましたが、今は専用のみOKです)
数えきれないくらいのカモの大群!!が餌を撒くたび寄ってきます!皆必死でちょっと怖いくらい。でもかわいいし、楽しいです。
そしてカモの隙間を優雅に縫って、白鳥様にも餌やり。
行った時はカモ100白鳥1位かな?という感じでした。白鳥は湖の奥の方に5から10匹位で集まってのんびりしたり、鳴いたり羽ばたいたり。餌には余り興味がなさそうでした。
3時になると、あたりがざわつき始め、鳥達も人達も桟橋付近に集まってきました。
白鳥おじさんの登場です!!!
「こーい、こーい」と大きな響く声で呼びかけて、それから餌を撒き始めました。
水面が見えないレベルで鳥が集まります。
中には空中キャッチを狙う鳥も。
桟橋から、一段低い所まで進んでいきそこでも撒きます。
水の上を歩く奇跡を見てるような錯覚。
救世主かな?
そしてやはりカモの必死さに比べて白鳥は優雅です。
「白鳥おじさん」とは
昭和29年、吉川重三郎さんが日本で初めて野生の白鳥の給餌に成功したことで全国的に有名となりました。2代目吉川繁男さんが平成6年に高齢を理由に引退してから20年近く不在となっていましたが、平成25年1月に3代目白鳥おじさんとして齋藤功さんが就任しました。
今年度も白鳥のえさやり、瓢湖の環境整備を行います
瓢湖ホームページより
桟橋での餌やりの後、人がたくさん見てる湖周囲の方まで餌を撒きながら近づいて来てくれました。鳥の大騒ぎで、水飛沫がかかるくらいでした!
おじさんはニコニコして、小さい子には声を掛けてあげていて優しかったです。
間近でおじさんの餌やりを見られて、憧れのアイドルが客席まで来てくれた様な嬉しさでした!
私は正月の帰省時に、良く瓢湖に行っていたのですが、餌やりを見るのは今回が初めてだったので、嬉しかったです。
カモや白鳥以外にも、餌を狙って鳩や雀が集まってました。
垣根にすずめたちがたくさん集まって休んでました。こんなに雀が集まってるのも中々見た事なかったです。
雀の実がなる木みたいで可愛いです。
因みに、日中は瓢湖に白鳥は少ないです。
なぜなら近所の田んぼにご飯を食べに行ってるから。
新潟のあちらこちらで、集団で田んぼの中にいる白鳥を見られます。
朝晩、飛んでいる白鳥の鳴き声を聞くことも。
今年は暖かいので、もうロシアに帰り始めているそう。
そして雪が無い田んぼのなかの写真になりましたが、雪景色➕白鳥の美しさはなんとも言えません。
白鳥をとても、愛おしく感じました。
また、来年も、その先も、ずっとずっと来てほしいな、と思いました。
・車
磐越自動車道新津ICより約15分